最近は図書館で紙の書籍だけではなく、電子書籍も借りられる図書館が増えてきています。
この記事では図書館で電子書籍を借りる時の流れや、メリット・デメリットなどをお伝えします。
図書館で電子書籍を借りる時の流れ
まずは住んでいる地域か、通勤・通学先の図書館で電子書籍の取り扱いがあるか確認してみましょう。
取り扱いがあれば、図書館(利用)カードを用意(なければ作成)します。
電子書籍を借りる時の流れ
電子書籍を借りることができるのは図書館がある地域に住んでいるか、在勤・在学している人が対象になります。
図書館(利用)カードをあらかじめ作っておき、ネットからIDとパスワードで図書館ホームページにログインできるようにしておく必要があります。
検索や電子書籍の蔵書リストから読みたい本を探します。
試し読みができる本もあります。
読みたい本があったら、貸し出し手続きをするとすぐに読むことができます。
(読みたい本が貸出中の場合は、予約をすることができます)
返却期限内に読み終えたら自分で返却手続きもできますが、2週間経過すると自動で返却されます。
図書館によって多少違いはありますが、だいたいこんな流れです
貸出点数と期間
貸出点数と期間
・1人2点まで2週間借りられます。※
・返却期限を過ぎると自動的に返却されます。
・読み終わらなかったコンテンツに予約が入っていない場合は、1回に限り貸出期間の延長ができます。
・電子書籍コンテンツの複製・印刷はできません。
予約点数と取り置き期間
予約点数と取り置き期間
・1人2点まで予約できます。※
・取り置き期間は1週間です。
2~3冊借りられるところが多いようですね
図書館で電子書籍を借りるメリットとデメリット
図書館で電子書籍を借りるメリットとデメリットにはどんなものがあるでしょうか?
くわしく見ていきましょう。
メリット
・借りる時と返却の時に図書館まで足を運ぶ必要がない
・夜中や休館日などの図書館閉館時でもサービスを受けられる
・ネットに接続されたタブレットやスマートフォンなどがあれは、どこでも気軽に読書を楽しむことができる
・本の汚れや日やけを気にしなくてよい
・何冊もあると紙の本だと持ち歩くのに重くなってしまうが、電子書籍だと気にならない
・文字サイズが拡大できる※
・画面の背景と文字の色の変更ができる ※
・しおり、メモ機能が使える ※
・音声読み上げ機能が使える ※
(※端末や書籍によっては利用できない場合があります)
メリットがたくさんありますね!
デメリット
・貸し出しのタイトル数がまだまだ少ない
・ネット接続していないと利用できない(オフラインでの利用や、端末にダウンロードしての利用はできません)
探している本が電子書籍にないとガッカリしますね…
実際に図書館で電子書籍を借りてみて
筆者も実際に図書館で電子書籍を借りてみました。
読みたい本を見つけて「借りる」を選択したら、すぐに読めるようになるのはとても便利。
画面が読みづらかったら文字を拡大したり、途中でメモやしおりを挿入したり(返却時に消去されます)。使い勝手は購入した電子書籍とかわりません。
2週間経ったら自動で返却されるので、図書館に返却に行く必要もありません。
まだまだ借りられるタイトルが少なく、探している本が電子書籍では見当たらないことも多いです。
ですが、おうち時間が多くなって人との接触も少なくしなければならないこの時期、すべてがオンライン上で済ませられるのはありがたいです。
みなさんも電子書籍が無料(通信費などは当然自己負担ですが)で読むことができる、図書館を活用してみてはいかがでしょうか。
開館時間を気にしなくていいのも便利です